離乳食を食べてくれない娘にやってみた食事対策

娘の離乳食は、5か月から始めていま1歳2カ月になりました。
好きな食べ物やメニューがはっきりしてきて、食べる量も順調に増えています。
何より美味しそうに食べてくれる姿を見ると、それだけでこんなにもうれしい気持ちになるなんて*^-^*
今ではちゃんと食べてくれる娘も、8か月の頃は、なかなか離乳食を食べてくれなくて悩んだこともありました。
「何をしたら食べてくれるの?」
「他の子はたくさん食べてるのに」
「うちの子ぜんぜん離乳食食べない。成長とか影響ないかな?」
心配でたまらなくて、どうにか食べてもらいたい。
毎日、いろんな食材を固さを変えてみたり違う味を試してみたり努力しても、食べないものは食べないんですよね。(´∀`;)ガックリ
でも、あることをきっかけに離乳食をよく食べるようになりました。
今回は、娘が8カ月で離乳食を食べてくれなかった頃の様子とそこから食べるようになるまでのやったことや工夫、レシピなどを紹介します。
目次
離乳食を食べない娘に食べさせていたもの
私は料理を作るのが好きで、普段の食事もダシを取ったりちょっと凝っています。
上手く取れた出汁の味は美味しいですよね。
娘にも自然なものや出汁の味を味わってもらいたいと思って離乳食づくりをがんばっていました。
・アマゾンで一番人気だという離乳食本を買い。
・できるだけ冷凍をせずに作り置きはなし。
・出汁をとり、レトルトや売られている離乳食を使わない。
など、かなりこだわっていたと思います。
がんばっても食べてくれない報われないのに、うんざりしてしまった時期もありました。
でも、その心の中にあるのは「美味しく食べて、健康に育ってほしい。」一心です。
今もですが、そんな想いで子どものごはん作りをしています。
離乳食を食べない娘でも食べてくれた食材
どれだけ一生懸命作っても、違う食材を食べさせても、あまり食べてくれません。
良く食べるのは、「カボチャ・とうもろこし・人参」でした。
そうは言っても、同じものばかりを食べさせるのも何なので、アレコレと試してみるのですがやっぱり食べません。(; ^ ;)
食べることは楽しいって思ってもらいたい!

パクパクもぐもぐと声かけしながら離乳食をやってみたり
作っては残し、捨てて、ときには犬のおやつにしたりする日々でした。
まだ何もわからないから仕方ないとは頭ではわかっていても、作ったものを捨てるのはちょっぴり寂しい気持ちになりますね。
離乳食のお粥を失敗したことがきっかけで食べるように
そんなある日、失敗して固めにおかゆを炊いてしまったんです。
作り直そうかなぁとも思ったのですが、どうせ食べないからもういいかとその失敗した硬めのお粥を食べさせました。
そうしたら、なんとパクパクと食べたんです!
いつもお粥を食べないのは、お米の硬さが好みじゃなかったからだったんだ!
「離乳食は柔らかいもの」と思い込んでいたけど、硬めが好みの子どももいるんだそうです。
もちろん、消化に負担がかかるほどの硬さは良くありませんが、かかりつけの小児科の先生に相談したところ、便が変わったり異常がなければOKと聞きました。
娘の場合は、硬めのお粥が好みでそれが食べられるほどの歯が生えそろって消化も十分できましたが、その子それぞれの歯の生え具合や成長段階によります。
離乳食の硬さについては、子どもの様子を見ながら、かかりつけの小児科の先生に相談しながらやるように強くおすすめします。
離乳食を食べてくれない子の好みを見つけ離乳食を食べさせる方法
離乳食の食事の硬さについては、購入した離乳食本を参考にして作っていました。
本や紹介されてる離乳食やSNSでアップされてる離乳食ってお洒落ですよね。
私はとてもお見せできるような離乳食はつくれません。きっとキャラ弁も無理。苦笑
月齢ごとの野菜の硬さについては、本でも紹介されていたのである程度はこんな感じかな?と見よう見まねで作っていました。
どのぐらいの硬さでいいのかわからなかった私が、最終的に参考にしたのは、売られている離乳食の硬さです。
瓶やパウチに入った離乳食を買って、実際に私が食べてみました。
すると、私が作っていた離乳食よりももっと食材は細かくて、柔らかめだったんです。
それを参考に、離乳食づくりでは野菜はもっと細かく刻んで柔らかく煮るようにしたところ、少しずつ食べてくれるようになりました。
離乳食では、少しずつ固形物に近づけていくのがすすめ方ですが、
娘のようにあまり食べない子の場合は一段階前の柔らかさで「まずは食べることを楽しめるようにする」したりするのも効果的なんだとか。
その子それぞれの好みもあるのですが、娘の場合は「ごはんは硬めが好き」「野菜は柔らかめがすき」だとわかりました。
次に、離乳食の好みの見つけ方について、私がやっていた方法を紹介します。
レトルト・瓶詰離乳食のお味を参考にする
既製品の離乳食を味見してもう1つわかったことがあります。
それは、私が思っているよりも味がもっとしっかりとついていたことです。
大人が食べると薄いけど美味しく食べられるレベルの味つけでした。
小さいときから味覚を大切に育てたかったので、売られている離乳食なみの味付けにはしませんでしたが、
今までより少しだけ味付けを増やすようにしたことも、以前より離乳食を食べるようになった理由の1つだと思います。
私の作った離乳食は味が薄すぎたみたいです。(・∀-`;)
塩分の取り過ぎはよくありませんが、どのぐらいの味付けをするといいのか?
離乳食を試食してみるのはおすすめです。
離乳食を食べない娘への助産師さんからのアドバイス
いつもお世話になっている助産師さんにも離乳食の相談をしたことがあります。
「市販のやつはちょっと濃いめに作られてる気がするから今のまま薄味で良さそう」
「食事の時間長いから30分で切り上げて、次の食事おなかがちゃんとすくようにしたら?」
とアドバイスもらいました。
いろいろお話しをした中で一番効果があったのは、
離乳食をあんまり食べないって悩むママは多いけど、いずれはそれなりに食べるようになる!
の一言でした。

歩くようになると一気に食べるように!
これからどんどん成長して歩くようになると体を動かすようになり、お腹が空くようになります。
食べる量は個人差があるけど、いつまでも食べない子はいないと聞いて安心しました。
実際に、娘がどんどん歩いたり動きが活発になってくると自然と食べるようになりましたよ。
離乳食を食べない娘でも安心した助産師さんの一言で変わったこと
いつも母乳マッサージでお世話になっている助産師さんにも離乳食のことで相談したとき、
「体重ちゃんと増えてるから大丈夫よ~」の一言にすごく救われました。
私はどこか娘をちゃんと育てなきゃと頑張り過ぎて、離乳食をどうにか食べさせないといけない。と思いこんでしまっていたようです。
娘が離乳食を食べないのは、成長にすごく良くないんじゃないか?
そう思ってたけど、身長も体重もちゃんと増えていたんですよね。
娘はちゃんと成長できている。
と確信できたことで、離乳食をもっとちゃんと食べさせなきゃいけない。という思い込みを変えることがでました。
食べないと心配になりますが、身長や体重など目に見える形で成長を確認できるて安心できるので、ぜひやってみてください。
私は、母子手帳の成長曲線内に入っていれば大丈夫だと太鼓判をもらって安心しました。
離乳食を食べない娘への私の失敗
娘があまり離乳食を食べなかったのは、私の経験がないことだけが理由ではなかったと思います。
一生懸命作ったごはんをなんとかして食べて欲しいと押し付けていたかもしれないし、
食べないというところばかりに意識がいって、私自身が娘との離乳食の時間を楽しめていませんでした。
親が楽しんでないのに、子どもが楽しいわけないですよね。。。
それに、「食べろ~、食べるんだ~」と念を込めているので余計にかたくなになっていったのでしょうか?
はじめから、「食べては欲しいけど、食べても食べなくてもいいよ。」と緩い気持ちでいられたらよかったと思います。
今では、その日の離乳食への反応や好みを察したり、やりとりしながら楽しむ余裕がでてきて、ごはんの時間を楽しめるようになりました。
赤ちゃんにとって、「食べることを楽しめるというのはすごく大切で、まずはそこ」が大切ですね。
まとめ
離乳食をあまり食べてくれないと悩むママは私の周りでも数人いました。
娘の場合は、硬さを変えたり、食べないならお皿を下げる、楽しく食べれる時間内だけにするなどの工夫が上手くいきましたが、
ほぼ同じ月齢の子でも、同じことをしても食べなかった子もいました。
育児には、これが正解ってものはなくてやっぱりその子・ご家庭によって答えが違うので難しいですよね。
結局それぞれが試行錯誤するしかありませんが、いずれは食べてくれるようになります!
身長や体重がちゃんと増えているなら、それほど心配はいらないと助産師さんからもアドバイスをもらいました。
成長すればするほど、良く遊ぶようになるので自然とお腹が空くし、成長すればするほど食べる量も増えてくというのは本当でした。
お子さんとの離乳食が楽しい時間になるように、いろいろとやってみましょう。