着物の貸し借りトラブルを防ぐ3つのポイント
先日、仕事上の付き合いで結婚式のパーティーに行ってきました。
とても喜ばしいことなのですが、こういったときに困るのが服装です。
私は、あまりそういったフォーマルな服を持っていません。(*ノωノ)
どの程度の服で行けばいいのかすらも検討が付かず、お声をかけていただいた後、しばらくは相当悩みました。
ドレスにしようか?とも考えましたが、普段着ないのでセンスすらないのです。(;^ω^)
そこで、母に相談したところ「叔母の着物を着れば?」とアドバイスしてくれました。
確かに!
叔母なら着物を沢山持っているし、着物ならそんなに外さなそう♪
ということで、おばに着物を借りることにしたのですが、着物って扱いが難しそうで緊張してしまいます。
そこで、着物の貸し借りトラブルを防ぐため調べて分かったことをまとめました。
着物の貸し借りトラブルで良くある話し
着物の貸し借りについては、かなりトラブルがあるのですが、いくつかの特徴がありました。
・着物のお礼が少ない
・着物が汚れていた
・着物にシワがついていた
トラブルの多くは、貸した側の配慮不足だったり、知識不足によるものです。
かなり仲が良い間がらでも、礼儀を忘れずにクリーニングや洗濯してから返すのが良いでしょう。
着物が汚れているのは論外!
汚してしまった場合は、着物専門の汚れ落としができる技術のある着物屋さんで、クリーニングするのがおすすめです。
着物を借りた後に洗濯は必要?
着物と一緒に、小物(草履、足袋、半衿)なども貸し借りするかもしれません。
足袋や半衿は洗濯できますが、草履は洗濯できないので、そのまま返してしまう人もいるでしょう。
しかし、草履は履いたら干して湿気を取ってから返却するのがマナーです。
借りた側は、和装の扱いも知っておいた方がいいでしょう。
もし、知らない場合は借りる方に直接聞いてみるのが一番おすすめです。
着物を貸す側が気を付けたい3つのポイント
着物の貸し借りトラブルで嫌な思いをするのは、貸した側です。
トラブルを防ぐには、極力貸さないことですが、そうもいかないこともありますよね。
そこで、トラブルを防ぐための3つのポイントについて紹介します。
①貸す相手が信頼できる人であること
②貸した着物が汚れたり破けたりしたときのルールを決めること
③着物や小物の扱い方について伝えること
一番大切なのは、1番。
と言いたいところですが、親しい人でなければ着物を貸してなんて言わないでしょうし、①は最低条件ですね。
トラブルで一番多いのは、着物の扱いが悪かったりする意識の違いです。
着物を持っている方は、当然なことでも、持っていない人は知らないことがたくさんあります。
だから、悪意なくやってしまっていることがあったりして、「着物はこうしなきゃいけないのに( `ー´)ノ」とイライラすることになる。
だから、始めに③番の取り扱いが普通の服とは全然違うことを伝えるのがいいでしょう。
それでも借りたいと言うのであれば、貸し借りのルールを決めて貸すことで、トラブル防止につながります。
かなり細かい人だと思われてしまうかもしれませんが、しっかりとルールを決めて扱い方を教えることで、相手も大切に扱ってくれますし、何よりトラブルによる人間関係の悪化も防げます。
まとめ
着物のトラブルについて、いろいろ調べてみたのですが、本当に人それぞれですね。
「そんなマナー知らずの人がいるの!」
という話もあれば、「そんな細かいこと言うなら貸さなかったらいいのに」と思う話しもありました。
こういったトラブルは、相手に直接言えないだけに後を引きずりやすかったりもします。
気持ち良く貸し借りするためには、お礼やクリーニングなどの返すときの対応も決めておきながら、貸す側は、貸したからにはどうなっても仕方がない。と開き直るのが良さそうです。