1才の子どもがハチに刺されてしまって応急処置して病院へ

昨日、娘と犬の散歩に行ったら娘がはちに刺されてしまいました。
娘がハチを指でギュッとつまんで、ハチは身を守るために刺しただけで、完全に私のミスです(;´Д⊂)ゴメン。
突然のことに、何をすればいいか頭がぷちパニックになりましたが、すぐにスマホで応急処置を調べて処置、すぐに病院へ。
とスムーズに行けばよかったのですが、なかなかそうはいきませんでした。
困ったこともたくさんありました。
これは、同じように子どもがハチに刺されたママ・パパもきっと困るはず。そう思って記事にすることにしました。
子どもがハチに刺されたときの応急処置と病院へ行くまでの手順などまとめてみます。
もし、おう吐・腫れあがる・蕁麻疹など緊急を要すると思われる症状が出ているなら、読むよりもすぐに救急車119番ですよ!
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目次
子どもがハチに刺されたときの状況
ちょうど、河川敷にはたくさんのシロツメクサが花の盛りで、ミツバチがたくさん飛んでいました。
日頃から草をむしったり、枝を拾って振り回したりするのが大好きな娘は、いつものように草をちぎったり遊んでいたのですが、そのうちにハチを見つけてつまんだというわけです。
刺された場所は、右手親指。
事件が起きたときは、娘のケアで必死だったので写真はありませんが、かなりしっかりと針が刺さっていました。
とっさにその針を手で抜き取り、その場でできることを調べます。
子どもがハチに刺された時の応急処置
刺されたハチがスズメバチ・アシナガバチなどの危険な種類ではないので、その場でできる応急処置をまずはやりました。
①まず針を抜く
②指をぎゅーっと傷口まわりを圧迫して毒だし
③流水で洗い流す
この方法は、ネットでも良く書かれていることで本当に正しいかわからなかったのですが、病院で確認したところこの方法で良いと聞きました。
河川敷公園で近くに水道があって良かったです。

引用:こどもの救急
水で洗い流すのは毒を絞り出したものを流すだけでなく、冷やして炎症を抑えるのにもいいのだとか。
近くに水道がない場合でも、ハチに刺された場所をぎゅーっと圧迫して毒だしして、拭き取るかペットボトルの水で洗い流すのもいいかもしれません。
子どものハチ刺されの応急処置のポイント
私はその場で子どもの指を固定して、針を引き抜きました。
みつばちは危険を察知するとハリを刺し、針の根元にある毒の袋ごと体から離してしまいます。
このままにしておくと、もっと毒が体の中に入るかもしれません。
針の抜き方は毛抜きなどの道具があればベストですが、外出先でそんなものを持ち歩くなんてほぼないので、指で取るか振り払って落とすかになるでしょう。
指で針を抜き取る場合は、針が残らないように慎重にすることをおすすめします。
抜いたら、血と一緒に毒を絞り出すのですが、ぎゅーっと血がにじむほどつまむので子どもがかなり泣きわめいて大変でした。
それでも、ハチの毒だしの方が優先なのでがんばってもらいましたが、、、
ハチに刺されたらおしっこをかけるといい?
どこかで、ハチに刺されたらおしっこをかけるといいと聞いたことがあります。
病院でも確認しましたが、まったくそのような事実はないそうなので辞めましょう。
また、毒の絞り出しも口で吸いだすのも辞めておいてというアドバイスをもらいました。
もし、毒を吸いだした人の口に傷などがあった場合にそこから毒が侵入して二次被害になる可能性があるそうです。
子どもがハチに刺されたとき救急車を呼ぶかどうか
刺されたハチがみつばちで、その場で患部がすぐに腫れだしたり症状が変わらないので、救急車は呼びませんでした。
子どもがハチに刺された場合、症状が出やすいのは1時間以内だと医師から聞いたので、スズメバチやアシナガバチに刺された場合は、迷わず救急車を呼んだ方がいいと思います。

引用:ハチ110番
刺されたのが危険なハチかどうか見分け方がわからない方は、上の図を参考に。
おう吐や体に赤いじんましんのような症状が出る。患部が腫れあがる。酷いと呼吸が苦しそうになるなど考えるだけで怖くなりました。
こういった症状が出ているなら、すぐに救急車119番しましょう!
子どもがハチに刺されたときは何科にいけばいい?
最終的に、もう一度緊急外来にかけ直して看護師さんにつないでもらい、診察してもらいました。
そうなる前にも、大阪府の救急の相談窓口に電話して、どこか病院がないか問い合わせたところ近くの皮膚科と外科のある病院を勧められます。
そちらの病院にかけてみたところ、診察はできる。でも子ども用の薬がないからあるところで診てもらった方がいいのではないか?というお話しだったので、やっぱり救急外来で診てもらうことにしたのです。
子どもが吐いたり・じんましん・けいれんなどの明らかにアレルギー反応が出ている場合は、救急車・救急車は鉄則!
ちょっと診てもらいたいだと皮膚科や外科をすすめられました。
応急処置後に病院に行った話
一応の応急処置をした後に薬を塗って終わらせようかとも思ったのですが、念のために病院に行くことにしようとなって、かかりつけの小児科に電話しました。
てっきり、一度来てくださいとなるだろうと思っていたのですが、予想外に救急外来に行くように勧められます。
そうなんだ。と救急外来に電話すると、救急の看護師が他の患者さんの対応で電話に出られないので、受け入れできるかわからない。また後でかけ直してくださいと言われます。
「これってたらい回し?」「もし、急変したらどうするの?」
診てもらいたいのに、どこで診てもらえるところも、診てもらえるところもわからない。
できれば早く診てもらって安心したいのに、なんだかちょっぴりイラつきました。
もし、次に救急で診てもらいたいときは、電話もかけずに直接窓口に直接行くでしょう。
下手に事前連絡をしてしまうと、受け入れできる・できないなど判断している間に時間が経ってしまうからです。
子どもがハチに刺されて失敗したこと
子どもがハチに刺されてしまったのは、私の不注意です。
それよりも、その後の病院へいくまでにかなり失敗をしました。
まず、診てもらうのが遅くなってしまったこと。
電話をするときは、もっと「心配でたまらない。早く誰か診て欲しい。助けて」と感情が伝わるような電話をするべきでした。
病院の方なので、その辺は冷静でしょうが、やはり人の子。感情に訴えられるような電話だったらもっと早く診てもらえるように段取りができたかもしれないなと思います。
次に、緊急のときにどうするか調べておかなかったことです。
救急車を呼ぶほどではないけど、病院に行った方がいいとき。
どこの病院で受けれいてもらえるのか?
診てもらえる時間は?
場所は?
小児の救急外来は必ず調べて、家族と情報を共有しておいた方が絶対にいい!
万が一にどこに連絡して、どこにかけ込めばいいのか?日頃から備えておくことが大切だと強く思います。
次に子どもがハチに刺されたときにあると便利なグッズ
指での絞り出しよりももっとちゃんと絞り出したいなら、ポイズンリムーバーがおすすめ。
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ハチに刺されて一番怖いのは、アナフィラキシーショックですが、その予防には毒を体に入れないことが大切ですよね。
1度目よりも2度目、3度目と重ねるごとに危険と言われています。
もし、次にハチに刺されないという保証はないので、ポイズンリムーバーはお外遊びの常備品にしました。
これなら他の虫に刺された時も使えるし、口や指で吸い出すよりもよさそうです。
子どものハチに刺されたことのまとめ
子どもがハチに刺されたら、アレルギー反応が出ていたらすぐに救急車。
それ以外の場合は、応急処置をして救急外来に行くということがベストだと分かりました。
救急外来と言っても、私の住んでいるところでは夜間や休日の小児救急は、市民病院とは別にあります。
受付時間も平日は夜8時~と決まっていて、曜日や時間によっても救急外来の受け入れ場所が違うのでややこしい。
子どもの救急電話相談窓口(#8000)があることも知っていたので、時間外の自動音声が流れ対応時間外だったり。。。
#8000番は、生後1か月~6歳までのこどもの救急相談窓口です。
小児科医や看護師から、子どもの症状に合わせた対処や受診する病院などのアドバイスが受けられます。
とにかく、あれこれしてみるも空回りばかりでした。
かかりつけ医があるから安心しきっていましたが、救急となると話しは別ですね。
どこに救急外来があるのか、子どもの受け入れ可能なのか、子どもの救急外来があるなら受け入れ時間などの確認までしておいた方が何かと安心です。
そして、その情報を家族全員プラスたまにでも子どもを診てもらう祖父母までシェアできるとベストですね。
何より、もう2度とハチに刺されないように気を付けたいと思います。