赤ちゃんの耳切れ・かぶれはなに?耳の炎症はアトピー?

娘が生後3か月の頃、耳の付け根が赤くただれて何日も完全に良くなるまでに何週間もかかったことがあります。
最初は、ほんのちょっと赤みがあるぐらいだったので、すぐに良くなるだろうと甘くみていました。
ところが、どんどん赤みも出てきて耳の付け根がジュクジュクになってしまったんです。
いくら鈍感な私でもこれはおかしいと気づき、慌てて病院に連れて行きました。
でも、特に薬を塗ったり治療もなく、保湿用のクリームをもらっただけ。
やっぱり大したことないんじゃないかと甘くみていたんです。
そうしたら、2週間経っても症状が一向に良くなりません。
その後も悪化はしないけれど、完治しない状態続いて本当に心配でした。
同じように耳切れで悩んでいる人の参考に少しでもなればと思い、耳切れの体験談を書くことにします。
目次
耳切れって何?
耳切れとは、耳の付け根がただれたり荒れたりすることです。
ただのかぶれの様な症状のこともあるので、大体は気にするほどでもなく治ると小児科の先生に聞きました。
娘の場合は、耳切れが乾燥して治りそうになってはタダレてを2週間も繰り返していて、明らかにおかしかったんです。
そのとき、たまたま図書館で赤ちゃんの皮膚病についての本を見かけました。
耳切れについて何か乗っていないか手に取って読んでみたところ「娘の症状とそっくりの写真がアトピーで良くみられる症状」として紹介されていたんです!
ただビックリして、もし娘がアトピーだったらどうしよう。
と不安で心臓がドキっとしました。
そもそもアトピーって何?
友だちにアトピーの子がいたので、「娘がアトピーかもしれない」とラインを思わずしてしまいました。
どんな症状ならアトピーなのか?
娘はアトピーだと思う?
アトピーってそもそも何なのかわからないから教えて!
気になることは全部聞いたと思います。
その友達から聞いたところ、実はアトピーはアレルギー反応の1つで、原因がいろいろ重なっていて特定しにくいもののことを指すそうです。
アトピーと診断されるには、皮膚の疾患が長く続くことが基準になっているとのこと。
赤ちゃんがアトピー性皮膚炎と診断するかどうかの定義が、日本皮膚科学会のホームページに書かれていたので、次にそれをわかりやすくまとめました。
赤ちゃんのアトピー診断基準
日本皮膚科学会によると、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の定義が書かれていました。
アトピー性皮膚炎の定義
「アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰返す、そう痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ。」 引用【日本皮膚科学会】
わかりやすく言うと、かゆみを伴う皮膚の湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返すとなっています。
赤ちゃんのアトピーの診断基準として、
・痒がる疾患
・頭や顔に始まって体や手足に出てくる特徴がある
・慢性・反復しておこる(乳児では2か月以上)
娘の耳切れは、まだ2週間ほどなので日本皮膚科学会のアトピー診断の定義まで経過していません。
アトピー性皮膚炎の検査方法
アトピーを検査する方法もあります。
アレルギーの起こりやすさを調べられる血清総IgEという血液検査です。
他にも好酸菌という炎症やアレルギー反応で高い数値を出す検査項目もあるのですが、アレルゲンの特定ができるものではありません。
アトピーかもしれないと疑われるときにする検査はあるんですが、それで全部がわかるわけじゃないんですね。
原因も良くわからない
だから治療法も確実な方法がない
そういったところが、アトピーの大変な理由なんでしょうね。
赤ちゃんの耳切れのかぶれの原因
さらに詳しく耳ぎれかぶれに調べてみると、赤ちゃんの皮膚疾患でアトピーの他に考えられる原因もわかりました。
・脂漏性皮膚炎
・疥癬
・あせも
・接触皮膚炎
などなど、他にもたくさんありすぎてこんなにもたくさん原因の可能性があるなんて知りませんでした!
皮膚科の専門の先生でも見分けにくいものもある上に、時間経過で見ないと分からないこともたくさんあるということもわかりました。
専門家ですらわからなかったりするのに、必要以上に心配しても仕方がないですね。。。
なんてムダな時間を過ごしてしまった!
子どものことになると、いつも心配し過ぎて無駄な時間を過ごしてしまう性格を変えたいです。苦笑
でも、気になってしまうとモヤモヤしてしまって気持ちが悪いじゃないですか?
だからいつも調べ尽くしてしまうんですね。そして、ここでこうやって知ったことや体験を紹介しているというわけです。
娘が耳切れかぶれで処方された薬はステロイド入り
娘の耳切れで別の小児科でも診てもらおうと連れてったときのことです。
そこの先生は、アトピーのこともあるけどこの月齢だと他にもいろいろあるから今の時点ではわからないと言われました。
それなのに、ステロイド入りの軟膏をサクッと処方されたので、ステロイドを使いたくないと伝えると入っていないクリームを処方してくれました。
私はこれまで病院の先生の治療方針にNOと言ったことはありません。
でも、娘のことになるとこうしたい!とはっきり言えちゃうんですよね。
母になってからちょっと強くなりました。(^_-)-☆
ステロイドは、使い始めると肌が黒ずんだりって聞くし常習は良くないとも聞くので、良く知らないうちは使いたくないと思ってしまいました。
使った方がいいという意見もあります。
薬は何かしらの働きがあるから効果があるのであって、効果があれば副作用があるのが当たり前ですよね。
両方を知って、その上で選べるのが大切だと思います。
耳切れかぶれにアロマオイル
これまでも家で患部を清潔にしてみたり、乾燥するようにして良くなるようにしてたんですが良くなりませんでした。
同じことをやっても良くならない可能性が高いので、友達から勧められたアロマオイルを塗ってみることに。
すると、塗り始めて1週間ぐらいで症状が改善!
最初は、アロマオイルで良くなるかな?と疑い半分でしたが、香りが良くて塗っている私が気持ち良かったので使っていたんです。
今では私が手放せないほどアロマオイルにはまっています。(^^♪
それ以来、寝かしつけはアロマオイルでマッサージをしてあげたり、ディヒューズしたりとしているおかげか耳切れかぶれが再発することはありません。

頼りになるアロマたち
赤ちゃんの耳切れかぶれのまとめ
子どもを産むまで、赤ちゃんの肌がこんなに弱いものだと知りませんでした。
ちょっとしたことですぐにかぶれたりするんですね。
耳切れでもアトピーや単なるかぶれ、脂漏性湿疹などいろんな原因がある上に、本人は症状を説明できないのでどうしていいかもわからなくて不安でした。
何が原因なのかわからないままでは、どう手当てしていいかもわからないのも不安になった理由です。
今回、かなり徹底的に耳切れかぶれについて調べて、情報がたくさんありすぎて何が原因か分かりませんでした。
なんせお医者さんでも見分けがつかなかったりするという書き込みもみかけたぐらいです。
長引くようならアトピー専門のお医者さんに診てもらうのが良さそうですね。