年金をクレジットカードで支払う手順と一番お得な支払い方【実録】

これまで国民年金はクレジットカードにチャージしたnanacoで支払いをしていました。
この方法だとクレジットカードのポイントがつくので、口座振替や現金払いよりもお得なのです!
(税金をnanacoで払う方法については、また別で記事にしたいと思います。)
でも、だんだん支払いにいくのがめんどくさいなぁと思ってたんです。
そうしたら、国民年金は、nanaco払いよりもクレジットカード納付をした方が便利でお得だということを発見!
早速手続きをしてみたので、年金をクレジットカードで納付する手続きと最大限得する方法を紹介します。
気になったことやわからなかったことは、直接年金事務所で聞いてきました。
スポンサードリンク
目次
国民年金は口座振替よりもクレジットカードが圧倒的に得
国民年金の支払い方法には、現金、クレジットカード、口座振替があります。
国民年金の割引率は、口座振替>現金=クレジットカードとなっています。
??
それでは、口座振替の方がお得では?と思う方もいるかと思いますので、実際に支払う年金と値引き額について知っておきましょう。
前納利用 | 口座振替納付額 | クレジット・現金 |
2年前納 | 378,320円 | 379,560円 |
1年前納 | 193,730円 | 194,370円 |
6か月前 | 97,820円 | 98,140円 |
当月前振替 | 16440円 | 16,490円 |
あれ?
これだと2年だと口座振替の方が安いですよね。
ただし、ここからが重要です。
クレジットカードを使うとポイントがもらえ、現金同様に使うことができますよね。
例えば1%のポイントが付くクレジットカードを使った場合につくポイントを計算してみると
前納利用 | 納付額 | もらえるポイント |
2年前納 | 379,560円 | 3795 |
1年前納 | 194,370円 | 1943 |
6か月前納 | 98,140円 | 981 |
口座振替と比較すると、
前納利用 | 口座振替の納付額 | クレジットカード払い額 | 差額 |
2年前納 | 378,320円 | 379,560円 | 1240 |
1年前納 | 193,730円 | 194,370円 | 640 |
6か月前納 | 97,820円 | 98,140円 | 320 |
納付額が一番安い口座振替にするよりも、クレジットカード払いにしてポイントを1%もらう方が最大で3倍もお得なことがわかりますね!
国民年金をクレジットカードで支払う方法
国民年金をクレジットカード払いにするには、年金事務所に直接出向いて手続きをするか郵送になります。
クレジットカード納付のための申請書は、厚生労働省のこちらのページからダウンロードできます。
申請書は5枚つづりになっていますが、実際に必要なのは、
・国民年金保険料クレジットカード納付申出書
・国民年金保険料クレジットカード納付申出書(控)
・国民年金保険料クレジットカード納付に関する同意書
私の場合は、夫婦2人で1枚のクレジットカードを使いたかったので、夫の同意書が必要ですが、本人名義のクレジットカードを使われる方は同意書は不要です。
国民年金のクレジットカード払い手続きに必要なもの
国民年金のクレジットカード払いの申し込み書類には、基礎年金番号が必要です。
年金手帳でも確認できますが、手元に納付書がある場合はそちらでも確認できます。
あとは、生年月日・電話番号・被保険者氏名(支払いをする人の名前)・住所)・印鑑・クレジットカードの情報が必要です。
支払いに使うクレジットカードの番号とカードの有効期限、名義人の名前、クレジットカードの名義人の自署。
クレジットカードが本人名義でないなら、クレジットカード名義人が名前を自署する欄があります。
本人名義でない場合は、ほかにも被保険者との続柄と電話番号の記入が必要です。
あとは、印鑑を押して郵送するか、年金事務所に提出すればOK。
申請はたったこれだけで完了です。
ただ、申請から支払いが始まるまで時間がかかるので、気を付けないといけません。
郵送する場合は、都道府県の年金事務所宛てに送ります。
国民年金のホームページでも確認できますが、年金事務所に行くと切手の貼られた封筒をいただけました♪
もし、家族の国民年金の支払い変更などの手続きを年金事務所でやりたい場合は、同意書が必要になってきます。
年金手帳(手続きをする)
委任状
本人確認書類(代理人の)
印鑑
などを忘れずに持っていきましょう。
委任状がないと、一切の手続きができなくて無駄足になってしまいます。。。
スポンサードリンク
国民年金のクレジットカードで年金額が一番安くなる方法
国民年金をクレジットカードで支払うとクレジットカードのポイントがもらえます。
さらに支払いを安くするには、クレジットカード払いにするだけでなく「年金の前納制度」を利用することで、年金額が安くなるので、一括で払える方はこの方法が一番お得です。
前納制度とは、毎月支払う予定の国民年金を6か月・1年・2年と前払いをすることで、年金が割引になる制度。
6か月よりも1年、2年と先に納める方が割引額が大きくなります。
クレジットカード支払いの申出書を出してから実際にクレジットカード払いが始まるまでは、2か月ほどのタイムラグがあります。
年金事務所のスタッフの方に聞いたところ、年金のクレジットカード申請してから実際に支払いが始まるのは、翌々月からです。と確認済み。
国民年金のクレジットカード払いで前納制度を利用するパターン
では、国民年金のクレジットカード払い申出をして最大に割引を受けて、クレジットカードのポイントももらう方法をケース別でシュミレーションしてみました。
ケース①1年前納制度を利用したい
この場合、国民年金の前納制度を利用するには2月の末日までに申込書を提出する必要があります。
国民年金をクレジットカード払いにするなら、1年前納よりも2年前納が一番お得です!
(私の場合は、会計がややこしくなりそうなので1年前納をしています。)
ケース②6か月前納を利用する
1年前納額を一括で支払うのがきつかったり、2月末までの提出期限に間に合わなかった場合、次にお得なのが6か月の前納です。
10月から3月の支払い分の6か月前納支払いを利用したい場合、書類の提出期限は8月末。
4月分から9月分の支払いの6か月前納支払いをしたい場合は、書類の提出期限は2月末。
ケース③前納の書類提出期限に間に合わなかったら
年金のクレジットカード払いが始まるのは、書類を出してから翌々月。
間に合わなかった場合でも、前納申込みをしておきましょう。
そうすると、クレジットカード払いの手続きが完了したら、前納支払い開始までの毎月の年金はクレジットカード払いになるそうです。(年金事務所のスタッフに確認済)
国民年金を毎月の支払でも節約する方法
国民年金の払い込み用紙を使って支払いをする場合は、セブンイレブンでnanacoで支払うのが一番お得です。
セブンイレブン系の電子マネーnanacoだけ、電子マネーで国民年金が払えます!
コンビニでいろんな支払いができるのですが、実は税金関係は他の電子マネーで支払えないのです。
クレジットカードからnanacoにお金をチャージして年金を払うことでクレジットカードのポイントがもらえるんです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
チャージはできてもポイントが付かないクレジットカードが多いので注意!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ここが落とし穴です!
nanacoにチャージするクレジットカードは、選び方次第で0~2倍以上も違います。
nanacoで保育料や健康保険料などの税金も支払えちゃうので、正攻法で税金を堂々と実質値引きすることができるので、クレジットカード払いができないものについては、すべて払い込み用紙を使ってnanacoで支払っています。
こうすると、口座振替よりもお得だなんて知らない人はしりません。
最近では、残念なことにnanacoにチャージしてポイントを付けなくなるクレジットカードも増えてきてるんですよね。
(楽天カードは改悪、ポイントが付かなくなってしまいました。。。)
(4/16からnanacoへのチャージ上限月3万円に、、、)
私は、月に3万円はリクルートカードで、それ以上は他のクレジットカードでチャージして対策しています。
この正攻法で税金を安くする仕組みについては、使えるうちは最大限使っていこうと思います。
そのための方法は日々研究していて、nanacoで税金を支払う方法についてこちらでまとめてあります。
お手持ちのクレジットカードがポイントが付くかどうかも確認できます。
国民年金を支払ってポイントが一番お得なクレジットカードは?
nanacoにチャージしてポイント付くクレジットカードの主なものをまとめてみました。
クレジットカード名 | 年会費(税抜き) | 還元率 |
リクルートカード | 無料 | 1.2% |
ヤフーJAPANカード | 無料 | 0.5% |
セブンカードプラス | 500円(条件付き無料) | 0.5% |
ファミマTカード | 無料 | 0.5% |
UCSカード | 無料 | 0.5% |
JMBローソンPontaカード | 無料 | 0.5% |
他にもチャージでポイントが付くクレジットカードがあるので、そのつどアップしていきます。
どんどんポイントが付かなくなるクレジットカードが増える中で、リクルートカードだけは断トツの1.2%!
年会費も無料なので1枚持っておくだけで重宝するクレジットカードです。
いまリクルートカードを作ると、最大6000円分のポイントプレゼントされるキャンペーンやってました!
クレジットカードのポイント還元率は、良くて1%のものが多い中で、リクルートカードの1,2%は最大級です。
さらに、ホットペッパービューティーなどのリクルートのサービスをリクルートカードで使うとさらに還元率はUP!
ポイント高還元で年会費は無料の私の中ではプラチナ級クレジットカードですね!
たまったポイントは、じゃらん・ホットペッパービューティーなどのリクルートのサービスだけでなく、Pontaポイントに交換することもできます。
Pontaポイントがあれば、最近はやりのポン活を活用すれば半額以下のポイントでビールやお菓子が買えることもできるんです!
Pontaポイントの価値を1ポイント1円から2円以上にする裏技については、こちらの記事でも紹介しています。
≫≫ リクルートポイントを1ポイント2円以上の価値にしてしまう裏技
クレジットカードは、そのもののポイントの還元率の高さと使い方次第で何倍にも差がつきます。
こういった支払い方とポイントの使い方次第で、楽で簡単にお金を貯めて旅行費用に充てる予定です!
まとめ
国民年金は、現金・口座振替・クレジットカードで支払う3つの方法があります。
口座振替の前納制度は、年金の割引額は一番大きいのですが、クレジットカードの前納の方が年金額とポイント分でお得なんです。
そして、貯まったポイントは1ポイント1円ではなく、2円などより価値が高い使い方をすることでよりお得に♪
私は、これまでクレジットカードさえ使っておけばポイントがたまる。
と思っていて、ポイントが貯まったら値引きとして使っていましたが、かなりもったいないことをしていました。
ポイントの本当の価値は、1ポイント1円じゃありません!
支払いは気持ちよく、支払い方法とポイントの使い方を工夫するだけで、生活を変えることなく年間に何万円も浮かせることができます。
クレジットカードを使い分けられるようになると、スマートで効率的に最大の節約をすることができるので、税金も前よりは気持ちよく支払えるようになりました。
それでも安い方がうれしいですけどね。苦笑