クリスマスの赤い葉っぱに隠された面白い神話の話

クリスマスシーズンになると花屋さんでよく売られている赤い葉っぱの植物
あれは、「ポインセチア」と言います。
どうしてあんなにもクリスマスに見かけるのか?
なんとなく気になってたけどそのままにしてました。
この前、たまたまお花屋さんに出かけたので思い切って聞いてみました。
どうしてクリスマスにポインセチアがぴったりなのか?
それは花言葉にも秘密がありました。
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目次
ポインセチアの花言葉
ポインセチアの花言葉は、「聖夜」という意味があります。
原産国であるメキシコ名をノーチェ・ブナと言われていて、聖夜という意味なんだそうです。
原産国での呼び名がそのまま花言葉なんですね!
まさにクリスマスにぴったり( *´艸`)
その他にも「祝福する」「幸運を祈る」などの意味合いもあるそうで、クリスマスシーズンのお祝いごとのプレゼントにも喜ばれそう♪
ポインセチアは赤い葉っぱだけじゃない
ポインセチアは、最近は赤い葉っぱじゃない種類も見かけたことがありませんか?
白い葉っぱやピンクの葉っぱです。
白い葉っぱのポインセチアは、赤いものと同じように「幸福を祈る」という意味の他に、「慕われる人」という意味があります。
ピンクの葉っぱのポインセチアは、「思いやり」でポインセチアではなく「プリンセチア」っていうんだそう。
名前が違うのは、品種改良で作られた花だから。
なんと、サントリー系列の会社が開発した日本生まれの花なんですって( ..)φメモメモ
葉っぱの色によって花言葉が違うので、ポインセチアを送るときは相手によって色を選ぶと良さそうですね。
赤い葉っぱの色がクリスマスと深い関係があった
クリスマスと言えば、赤色と緑色の装飾が多いですよね。
クリスマスカラーって言われるやつで、
赤い色はキリストの流した血の色
緑色は永遠の命や愛
を意味すると言われています。
私ははじめ、キリストの血という意味でクリスマスに赤い色を使うことがなんだかしっくりこなかったんですけど、キリストの血とは十字架にかかられたとき流された血には4つの意味があるそうで、清らかで象徴的なものなんだそうです。( ..)φメモメモ
だから、クリスマスにキリストの流された清らかで赤い血をみたてたポインセチアを飾って幸せを感謝するんですね。
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ポインセチアがクリスマスに飾られるようになった物語
キリストがこの世に誕生したとき、見たこともない星が西の空に見えました。
その星のことをベツヘレムの星と呼ばれるようになります。
ベツヘレムとは、キリストが誕生した土地の名前
ポインセチアは葉っぱが星の形に似ているので、ベツヘレムの星の象徴として使われるようになったんだとか。
色も赤いので、キリストの流した清らかな血というのも重なってクリスマスフラワーとして定着したんでしょうね。
クリスマスに赤い葉っぱの色を出すのは大変
ポインセチアは11月~3月が旬です。
クリスマスにたくさん見かけるので、時期になったら勝手にあんなに赤くなるんだろうと思っていたら、季節に合わせてそのまま育てているだけでは、あの赤い葉っぱの色にならないんだって!
ポインセチアの原産国はメキシコ
メキシコと言えば温かい国ですよね。
だから、寒さにも弱い( ..)φメモメモ
そして、赤い色を出すには1日の夜の長さが12時間以上ないとダメなんだそうです。
私たちがクリスマスにポインセチアを目にするのは、温かいハウスで生産者さんが丁寧に管理してくれてるからなんですね。(^_-)-☆
自宅にあるポインセチアを次の年もキレイに咲かせるためのコツを最後に紹介して終わりにしたいと思います。
クリスマスに赤い葉っぱにするためのお手入れ方法
ポインセチアは寒さに弱いので、10月以降は室内栽培がおすすめ。
でも、室内で育てると明かりが邪魔をして赤くなるのに必要な夜の長さ(12時間以上)が足りません。
そこで、ポインセチアを段ボールや黒いビニール袋で覆って人工的に夜を作ってあげましょう。
12時間以上の暗い時間を作ればOK!
朝や昼は普通に光をあてます。
大体、1~1か月半ぐらいで花芽が出てきて赤い葉っぱになっていくそうですよ( ^)o(^ )
毎日やらないといけないので面倒ですが、一度色づいたらやらなくても大丈夫。
ポインセチアは乾燥に強くて、元々水やりをそんなにしなくてもいい植物、冬は特に頻度を少なめにしましょう。
ポイントは、土がちゃんと乾燥したのを確認してからでもいいぐらいだそうです。
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まとめ
クリスマスのあの赤い葉っぱって何だっけ?ってことから始まった好奇心が、まさかキリストの強い信仰心につながるなんて面白いですよね。
昔からある習慣ってけっこう「見立て」の意味があるものが多くって、
ポインセチアだけじゃなく、クリスマスにもう1つよく見る赤い実と緑の葉っぱの植物がありますよね?
クリスマスリースとかに良く使われてたり、クリスマスケーキの飾りにちょこんと使われてるギザギザの葉っぱの植物です。
あれも「キリストの流した清らかな血」と「永遠の命や愛」を見立てたものです。
名前をセイヨウヒイラギといいます。
セイヨウヒイラギについての豆知識記事も用意するのでぜひ読んでみてくださいね。