離乳食をやめたいほどイライラしていた私が救われた一言

娘は体も小さくて離乳食が始まったころからあまり食に興味がありませんでした。
一口食べては休み、一口食べては休み、10口も食べないうちに全く口を開けなくなるのでおしまい。
毎日、自分で作った離乳食を自分で捨てるのはどこか虚しくて、離乳食をやめたいって思ったこともあります。
でも食べられるようにならないといけないし。
ってどうやったら食べてくれるか?本を読んだりいろいろ工夫してみても、それでも食べません。
一生懸命やればやるほどなかなか進まない離乳食に焦って、もう作りたくなくなったりと辛かったです。
そんな娘も今ではごはんをちゃんと食べるようになりました。(;^ω^)
離乳食をやめたいほどイライラしていた私の価値観がガラっと変わった一言、保育士さんからもらったアドバイス、食べるようになったきっかけを体験談を通して紹介します。
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目次
離乳食をやめたいほどイライラしてた気持ちが変わった一言
その一言は、かかりつけのお医者さんから言われた一言です。
娘が風邪を引いてしまって小児科に行ったとき
「離乳食は無理して食べさせなくてもいいよ」と言われたんです。
それまでは、「食べさせなきゃいけない」「食べた方がいい」って思ってたし、風邪だからこそ栄養をつけなきゃいけないんじゃないか?って思ってたのに
食べさせなくてもいい。って正反対のことをお医者さんから言われるなんて思ってもいませんでした。
先生に「食べさせなくてもいいんですか?」ってもう一度聞きなおしたぐらいびっくりしたんです。
そうしたら今度は「離乳食は食べる練習だから、無理しなくてもいいんだよ」っていったんですね。
私はそれを聞いて、硬くなってた頭がふっと柔らかくなって、
「あぁ、そうなんだ。練習なんだ」って思ったら、娘が離乳食をあまり食べなくてもあまりイライラしなくなりました。
大人にとって食べることは当たりまえだけど、赤ちゃんにしてみたら当たりまえじゃない。
それからは、ちょっとずつ練習しようって気持ちで離乳食を考えるようになって気が楽になったんです。
離乳食をやめたいのはむなしかったから
一生懸命作ったごはんを食べてくれなかったり、残ったごはんを自分で捨てるのってやっぱり何度経験しても虚しいです。
それは今でも変わりません。
でもそこに「せっかく作ったのに!」って見返りを求めてる自分に気づいてハッとしちゃいました。
赤ちゃんなので、一生懸命作ってくれたんだ!とかもわかんないし、極端な話すっごく値段の高いお肉だろうが、100g100円のオージービーフだろうがわからないのです。
赤ちゃんがすることに大人の価値で意味づけをしない。
と割り切って離乳食を作るようにしました。
たまには夫に作ってもらったり、だしパックで簡単にだしをとったりとがんばり過ぎない範囲でできることをやるようにすると、心にも余裕が生まれて離乳食の時間もちょっと楽しめるようにもなりました。
ほんの少しですけどね。
もしかしたら、私のイライラした気持ちが子どもに伝わっていたのかなぁとか思います。
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離乳食を食べない娘について保育士さんから言われたハッとする一言
お医者さんに言われた一言で、力み過ぎてた離乳食づくりがほどよく力が抜けたことでイライラは各段に減りました。
それでも娘は離乳食をあまり食べませんでしたけどね。苦笑
「ごはん食べないし、どうなっちゃうんだろう」
心配でしたが、そのことを支援センターの保育士さんに相談するとあっさり
「大丈夫。いつまでも食べない子はいない!」
と強く断言されて、最初は本当に?って疑ってたし、大丈夫って言われても全然気持ちがスッキリしませんでした。
離乳食を食べてくれなくて焦ってることを話すと、
「まだ生まれて8か月なんだから、焦らなくても大丈夫ですよ」って言われたんですね。
これを聞いて、またハッとしました。
そうか、この子が生まれてからまだ8か月、できないことがあって当たり前。
大人と同じ目線で考えちゃってたな。と気づきました。
その時から、この子はいいことも悪いことも何も知らない。
それを一から教えいかなきゃいけないんだと思ったら、離乳食で遊んじゃっても「いけないことってわからないから仕方ないな」って思えるようになったんです。
離乳食を食べない子から食べる子にするためにやったこと
離乳食を食べるようになってもらうためにいくつかやったことがあります。
①断乳
③食事の時間は20分~30分で切り上げる
④離乳食づくりを休む日を作る
私がやったことがすべて正しいとは限りませんし、その子にあったアプローチがあると思うので、参考程度にどうしてこれらをするといいのか?やってどうなったのかを詳しく書いていきます。
離乳食を食べないのは母乳を飲んでるから?
娘は完全母乳で育ちました。
おっぱい大好きで離乳食が始まっても母乳メインは変わらず、
むしろ離乳食を食べさせてても途中から「おっぱい」と飲みたがって、もう少しごはん食べてからね。と言うと泣き出して離乳食どころではなくなってしまいます。
栄養を取るのは、「母乳>離乳食」だったんですね。
母乳で栄養を取っているので、断乳しちゃったらお腹が減っちゃうし栄養不足にならないか心配だったんですが、保育園に行ったらほとんど飲む時間もなくなるのでこれを機に辞めることにしたのです。
栄養を取れないのも怖いので、母乳専門外来でお世話になっている助産師さんに赤ちゃんの様子を見せながらの断乳になりました。
断乳したとたんに離乳食を前より食べるようになりました(^_-)-☆
娘はごはん食べなくてもおっぱいがあるって思って食べなかったんでしょうね。
離乳食をひっくりかえすを防止する神アイテム
離乳食って子どもがよく皿ごとひっくり返したりして、それも結構なストレスでした。
子どもは何の意図もないってことはわかってるけど、「美味しく食べてもらいたい」って一生懸命作ったごはんを自分で捨てるのってなんだか空しい気持ちになっちゃいます。(´・ω・`)
そこで、離乳食のひっくり返し防止アイテムも買いました。
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ベビー食器を買い替えなくても、ランチョンマットを追加するだけで食器をひっくり返されにくくなるのでおすすめ!(#^^#)
離乳食を食べないからと時間をかけない
離乳食を食べない子って辛抱強くちょっとずつ食べさせたらいい。と思ってたんですけど、これもあっさりと「もっと短くしてください。」ってアドバイスをもらいました。
まだ赤ちゃん「時間」という概念がないので、その時間に付き合ってあげることが良い。と思い込んでいたんですが、
食べない子にそれをやっちゃうとダラダラ時間を過ごすだけで進まないんですって。
確かに、離乳食の時間はものすごくかかってるのに、その間のほとんどは娘は遊んでる時間でした。
ごはんの時間に遊んでるとごはん終わっちゃうんだ。
ということも覚えてもらって食事の時間にメリハリをつけるようにしたところごはんの時間に遊ぶことが減っていきました。
離乳食を食べさせるためにさらに一工夫
断乳、離乳食の時間の管理、楽しくする。
いろいろやって、さらに私が試したのはベビーフードを試食して真似てみることです。
先ほど紹介したように、ベビーフードだけ食べないって子はあまりいませんよね。
きっと企業が研究に研究を重ねて作ってるから、何かヒントが見つかるかもしれない。
そう思って数種類の1歳向けの離乳食を買ってきて自分で食べてみました。
すると、私の味付けしていた味よりもちょっと濃かったのです。
離乳食の味付けって難しいですよね?
見本がないので、私はベビーフードを参考にしました。
ただし、市販の乾燥したサラサラの塩より天然塩がおすすめです。
敏感な方ならわかると思うのですが、サラサラした化学精製された塩は大人でも喉にきつく感じてやけに喉がかわきます。
それなりに味付けをしっかりつけながら赤ちゃんの体のことを考えるなら天然塩がいいと思います。
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離乳食を1歳で食べない子に食べさせる方法のまとめ
当時は私も娘が離乳食を食べないって悩んでましたが、今は「どんな子もいずれ食べるようになるよ」って思ってるし、友達から相談されたら、きっとまずそういうと思います。
赤ちゃんって本能で生きてるじゃないですか?
お腹が空いたら食べます。
娘は断乳しておっぱいが飲めないって分かったら食べました。
(小さいうちって寝てる時間も多いしゴロゴロしてると大人だってお腹すかないので、食べない時期もありましたよ。)
娘が歩くようになり、走るようになり、布団に飛び乗って遊ぶようになったらどんどん食べるようになりました。
食べる量はその子によって違うし、自我が芽生えてきて好き嫌いも出てくるし、好きなものだけ何度もお代わりしようとすることもあるけれど、子どもが美味しそうに食べてくれる姿ってみてるだけで幸せになります。
あの食べない子はどこにいったのか。( *´艸`)
あの時の私に私がアドバイスするとすれば、もっと楽になって。楽しんでっていいたいです。
人に何かしてあげられるって幸せなことだなって思うのです。
食べないって悩んでアレコレやってあげられたのも幸せだったなぁ。