新幹線での授乳は多目的室以外にできないの?
実家が遠いと、移動をどうするか悩みますよね。
赤ちゃんがいると泣き声や授乳、おむつ交換など気を使うことばかりです。
特に授乳方法は決めておかないといけません。
娘が赤ちゃんのときは、実家への帰省は新幹線を使っていて、片道4時間もかかります。
乗っている間に最低1回は授乳するのですが、新幹線には多目的室という授乳ができる個室みたいなものがあるので、良くそこを使っていました。
でも、毎回多目的室が使えるとは限りません。
新幹線で授乳するなら多目的室でしょ!って思ってる方も、使えないときにどうするかを知っておくと慌てずにすみますよね。
そこで、多目的室の使い方と多目的室近くの席を確保する方法、使えないときの授乳方法などを紹介します。
後半では、赤ちゃんと新幹線に乗るときに絶対に知っておくべきキャンセルや変更の方法についてもまとめたので、読んでおくといざというときに役立ちますよ。
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目次
新幹線での授乳は多目的室がおすすめ
私は、娘が0~1歳のときまでは新幹線をよく利用していました。
新幹線は多目的室があって授乳ができるので飛行機よりも新幹線の方が乳児連れには楽です。
他のママが授乳中のときは、ちょっと待たないといけないし、カギがかかっているので使いたいときに乗務員の方に声をかける必要があります。
それでも個室を使えるのはとても助かりました。
ただ、多目的室が使えないことがあったんです!
授乳は多目的室を使えばいいや。
と思っていたのに、どうやって授乳しようか困りました。(;^ω^)
あまり知られていませんが、
実は、多目的室は体調が悪い方などが使っている場合は、使えないことがあるんです。
新幹線の多目的室が使えないときの授乳はどうする?
困りました。
子どもは泣くし、多目的室は使えないし。
デッキで立ち往生しているときに、たまたま車掌さんが来られたので事情を説明すると、特別に車掌室を使わせてくれることになり、無事に授乳することができました。ε-(´∀`*)ホッ
多目的室が使えないとき用に授乳ケープも用意しておいた方が安心です。
今回は、車掌さんのご厚意でお部屋を使わせてもらったのですが、これまで8回ほど新幹線に乗って使わせてもらったのは1度だけでした。
毎回使えるとは限らないので、授乳ケープを持っていくかミルクを飲める子はミルクを用意しておくとより安心です。
新幹線で授乳ケープを使うのはマナー違反なの?
新幹線で、授乳ケープを使って授乳するのはマナー違反だ!
という意見があります。
個人的には、赤ちゃんにとって授乳は単なるごはんじゃありません!
生命維持に欠かせない水分補給なんです。って言いたい。
でもね、人前で授乳することがあまり良くないと思われている人がいるのは事実で変わりません。
ママとして言いたいことはあっても、車内で気持ち良く過ごしたいですよね。
そこで、授乳ケープを使う前は、「すいません。多目的室がいっぱいで使えないので、ここで授乳してもいいですか?」と声をかけるようにしています。
たった一言でも、ずいぶんと雰囲気が変わります。
「ここで授乳するな!」なんて人はいませんしね。( ^)o(^ )
新幹線に乗っている時間を心地よく過ごすために、「すいません。」の一言で済むならお安い御用です!
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新幹線のぞみの多目的室は何号車?
引用 東海道新幹線
上の画像は、11両編成の新幹線のぞみの座席図です。
のぞみの多目的室は、11号車にあるので、赤ちゃん連れの席は11号車か12号車がおすすめ!
(ちなみに、10号車はグリーン車になります。)
赤ちゃんを抱っこしながらの新幹線内の移動は、思っていたよりも不安定です。
なので、座席はできるだけ多目的室近くに取るのが子連れ新幹線の定番
新幹線のぞみの座席構成と多目的室を知っておいて、チケットを取るときの参考にしましょう。
新幹線さくら・みずほの多目的室は何号車?
引用 山陽新幹線
山陽新幹線の、新幹線さくら、みずほの8両編成の座席図です。
多目的室は、7号車のトイレ側にあることがわかりますね。
なので、新幹線さくら・みずほを赤ちゃん連れで利用する場合は、7号車か8号車が近くて便利です。
ちなみに6号車はグリーン席で、年末年始の帰省はこの辺りの席は人気ですぐに埋まりやすいので早めの予約をおすすめします。
トイレも近いので、おむつ交換もできます。
新幹線でおむつ交換はできるけど
新幹線内のトイレには、おむつ交換台があります。
でも、新幹線内のおむつ交換台はかなり狭いのでおすすめしません。
しかも揺れるので落ち着いてできないんですよね。
ウン○のときは仕方ないけれど、乗車前に変えておくのがベストでしょう。
新大阪駅の授乳室を使う
できれば新幹線に乗る前に授乳しておきたかったので、新幹線に乗る前は駅で授乳してから乗っていました。
そうすれば、多くても1回の授乳で済むし、タイミングによっては授乳なしで到着することもできるので移動が楽です。
新大阪駅は、改札の外に授乳室があるので気を付けましょう。
(私ははじめ、改札を抜けてから授乳室を探しちゃったので、駅員さんに事情を話して再入場させてもらいました。(;^ω^))
新大阪駅の授乳室がある駅事務室の使い方
新大阪駅の中央改札口の目の前にシルバーの扉のある事務室があって、事務室内の一室が授乳室になっています。
使いたいときは、事務室入り口のインターホンで「授乳室を使いたいのですが」と伝えればOK.
授乳室は事務所の一室がカーテンで仕切られて長椅子があるだけですが、広々と使えて良かったです。
おむつ交換はできないので、外のトイレで済ます必要があります。
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新大阪駅でおむつ交換するなら改札を抜けてからがおすすめ
引用 新大阪駅
授乳室があるならおむつ交換もセットで。
と思うのがママの気持ちですが、事務室の一室なので臭いがしてしまうので仕方ありませんね。
新大阪駅でおむつ交換をするなら改札を抜けてからがおすすめです。
授乳室から一番近いのは、Fのマクドナルドの近くですが、ほぼ外と同じで冬や夏のおむつ交換は大変です。
地下鉄御堂筋を利用される方は、御堂筋線改札内のトイレが広くてきれいなのでおすすめです。
新大阪の在来線駅の授乳室もある
JRの在来線で新大阪に行くなら、在来線から新幹線の改札の間にある新大阪駅マルシェの授乳室がおすすめです。
上の画像の右上、㉚と㉛のお店の間にあるトイレ付近にあります。
授乳室内はあまり広くないのですが、
こちらはおむつ交換ができるので便利ですね。
中も新しくてキレイ(*´ω`*)
お湯はありませんので、ミルクの子はお湯は持っていく必要があります。
赤ちゃんと新幹線に乗るときに知っておきたいキャンセルや変更
娘と新幹線で帰省しようと予定していた朝、娘が熱を出してしまいました。
子どもがいると、どうしても熱や体調不良で行けなくなることがあります。
キャンセルや変更をするとき、当日の出発時間前でないと払い戻しされません。
すでにチケットを発券している場合は、JRの駅やみどりの窓口までいかないといけないんです。
でも、子どもがいて体調が悪いのにそんなに動けないですよね。
そこでお勧めなのは、インターネット予約をして当日に発券する方法です。
スマートEXというJRの無料会員に登録すると、予約していた新幹線の発車直前なら何度でも手数料なしで変更できます。
(EX予約専用ICカードや切符受け取り前の場合)
しかも、座席指定していた列車に乗り遅れた場合も、予約していた列車と同じ日に同じ出発地・同じ区間であれば、後の新幹線の自由席にのれるのです!(早特商品を除く!)
切符を発券していなかったり、ICチケット、早特の割引チケットでないなどの条件はありますが、
赤ちゃんがいて予定が急に変更になったり遅れたりするのが当たりまえな時期にすごく便利でした。
また、新大阪から九州間をよく利用するひとは、e5489というJRおでかけネットの無料会員に登録すると新幹線のネット予約ができます。
予約した切符は、当日の出発のときに駅で受け取ればいいので、きっぷを受け取る前であればネット上で払い戻しや変更も可能!
(ネット上での操作は、23:30まで!)
変更の場合は、乗車区間が同じなど細かい条件もありますが、それでも急病のときに変更できるのは予定を立てやすいのでおすすめです。
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まとめ
赤ちゃんとのお出かけは、授乳にオムツ交換にベビーカーがあるならエレベーターの確認など事前に調べておくことがてんこ盛りです。
それ以外にも、熱や体調の悪い時などの緊急時の対応も備えておかないといけません。
子どもと何度も新幹線や飛行機に乗って思うのは、いつでもキャンセルや変更できるようにしておくことの大切さです。
大人だけならちょっとぐらい無理してもいいけど、赤ちゃんの場合はそうはいきませんよね。
移動に思ったよりも時間がかかってスケジュールがずれるのも日常茶飯事です。
赤ちゃん連れの新幹線は大変ですが、駅員さんやたまたまお隣に座られた方の優しさに癒されることもありました。
できるだけの備えをして、快適な旅行ができますように!